老後の資金と相続を考える(個人年金)
個人年金(金利が低い時代には「変額年金」)(その3)
ここでは、金利が低い時代に加入すると良い「変額年金」について説明します。
【変額年金のメリット・デメリット】
【変額年金のメリット】
・投資信託のように分散投資が可能である為、長期に運用した場合に運用成績アップに
効果的。
・死亡時には、死亡保証金がある為、相続財産と出来る。また、相続税の基礎控除と
死亡保険金の非課税枠が適用される点などが税制面で有利。また、年金形式で相続
した場合は、評価額が下がるため、さらに税制面で有利。
・一時払いで保険料を支払った場合、生命保険料控除の対象となる為、所得税、住民税
の税金の負担が軽減される。
・運用している変額年金は、運用益が出た場合には、年金を受け取るまで、課税が繰り延
べられる。投資信託の場合は、利益が出た場合に配当に対して税金がかかる。
【変額年金のデメリット】
・運用実績は、自己責任になる。
・一時金相当額を保証していても、運用状況や税金などを考慮すると元本割れを起こす
可能性がるリスク商品。
・生命保険会社が破綻した場合に保証されない。
・早期の解約は元本割れを起こす可能性が高い。
・年金資源や年金受給額の保証があるタイプでも条件がある。
・運用コストが、保険にかかる費用、運用経費と投資信託よりも必要となり、
途中解約時の 手数料もかなりの金額が取られる。また、契約時に一時払いの
保険料の数パーセントが初期費用として取られる場合がある。
・一時払いが必要である為、当初にそれなりの金額が必要(50万円〜)
【変額年金 選びのポイント】
変額年金には、多くの商品があります。それは、多くの生命保険会社が力を入れている商品だからです。このように多くの商品の中から自分に合った商品を選ぶのは至難の業です。
@自分に入れる商品があるか
保険料は、一時払いが多いので、手軽に加入はしにくいです。この為、自分で加入が出来る金額の商品があるか探す事が必要になります。(一時払いで50万円〜)
A将来受け取る年金額に保証があるか
変額年金は、運用実績によって受け取れる年金額が変わります。リスクを犯したくない人の場合は、最低保証がついているかの確認が必要です。
B運用の仕方
自分で投資対象を選べる場合と、保険会社に任せる場合があります。
また、投資先の数も運用会社も各変額年金の商品により違ってきます。この違いで運用益が変わり、最終的に受け取れる年金額も変わりますので、よく調べましょう。
C運用期間
変額年金は、変額年金のデメリットでも述べましたが、色々と多くの手数料や費用がかかります。この為、基本的には、10年以上の運用をする事を前提にした方が効果的です。数年での運用の場合は、元本割れを起こす可能性が高いので確認が必要です。
Dその他
税金、手数料などの費用を取られた後の金額からの運用になります。
預けられる金額と期間を考慮して、損が出ないかを前もって確認しておきましょう。
また、投資対象をかえる時の取り扱いもしっかりと確認し、十分に利益が出るか確認をしましょう。
このような点から、変額年金は、メリットも多いですが、デメリットも有りますので、メリット・デメリットをしっかりと確認してから加入するようにしましょう。
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2007年01月29日 12:48