老後の資金と相続を考える(個人年金)

個人年金保険等の注意点(加入前にチェック)(その2)

ここでは、個人年金を加入する前に知っておいて欲しい個人年金の注意点を紹介しています。また、養老保険や終身保険などの生命保険を使っての老後資金の確保時の注意点も紹介しています。


【個人年金保険の種類選びの注意点】

先にも述べましたが、個人年金保険の種類には、下記のようなものがあります。

 ・終身年金
 ・確定年金
 ・有期年金
 ・夫婦年金

この商品は、それぞれ特徴があります。
この特徴を十分に理解した上でどの種類の個人年金保険に加入するかを決めてください。
老後がもうすぐそこまで来ている人が終身年金に加入するのは得策とは言えないかもしれません。ただでさえ、終身年金は、保険料が高く支払った保険料を取り戻すまでに長い年数がかかるからです。実際にあなたに必要な老後の資金を考慮し、どの種類の個人年金保険に加入するか、加入しないかを決める事をお勧めします。



【個人年金保険の利回りの注意点】

・実質利回りの確認
個人年金保険は、貯蓄の為の生命保険です。しかし、貯蓄の為に加入したのに、実際に受け取る時になったら、支払ったお金より受け取る金額が少なくなっている可能性があります。このような場合だと、預貯金や元本保証の投資信託や国債などで運用した方が良かったのではという事になってしまいます。

この為、個人年金保険に加入うる前に

・総支払い保険料の金額
・最低限受け取れる保険金額
・死亡した時に受け取れる金額
・解約したときに受け取れる金額

をしっかりと確認しておきましょう。
この4点を確認し、実質の利回りを計算し、十分に利益が出るか確認する必要があります。これは、銀行で言う金利と保険会社が言う予定利回りの計算方法が違う為に確認する必要が出てくるのです。



【変額年金・定額年金の注意点】

変額年金の説明時にもご紹介しましたが、
市場金利が低い時には、保険の利回りも低くなりますので、変額年金の方が有利になります。何故かと言いますと、変額年金の場合、ある決められた期間ごとに予定利率が変更されます。この変更に伴い、市場金利が上昇するにつれて、予定利率が上がっていくためです。逆に予定利率が高い時に変額年金に加入すると市場金利が下がると伴に、予定利率も下がりますので損をする事になります。

これに比べて、
定額年金の場合は、定額年金へ加入した当初の予定利率が維持されます。この為、金利が低い時に加入すると、市場金利が上昇しても、定額年金の利回りは低いままなので、損をします。しかし、市場金利が高く、予定利率が高い時に加入すると、その後、市場金利が低下して、まわりの保険商品の予定利率が低下したとしても、加入時の予定利率が適用されるために、高い予定利率が維持されるので特をする事ができます。



このように変額年金と定額年金の違いがありますが、変額年金に加入するか、定額年金に加入するかは、ご自身で十分に判断がつくと思います。

ここで、改めてお伝えしたいのが、変額年金に加入する場合です。
いくら金利が低いとはいえ、変額年金という商品の特徴から元本割れを起こす可能性はゼロという事にはならないという事です。運用に失敗すれば、元本割れを起こします。この点のリスクを十分に認識しておいてください。

変額年金は、リスクがある商品ですので、すぐに使う事になるお金を利用する事はやめましょう。少なくても10年以上利用しない資金を元に行う事をお勧めします。








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2007年02月27日 12:51